12/18ミーティングの議事録

/ 2011年12月19日月曜日 /

■ようやくコンセプトが決まりました。
↑作ってみました。




「Q:あなたにとって建築とは」 




この問いを出展者と審査員の方々に事前に告知し、規定の大きさのシートの中に、文章や図表等によって自分なりの答えを表現してもらいます。
設計展当日、シートのデータをjpg等によってスタッフが受け取り(一緒に顔写真と模型写真を撮っておく)、それらを一覧できるように並べたものを冊子にしてディプコレのアーカイブとして残します。


出展者用と審査員用のシートの大きさを揃えても、平面的で面白いかもしれない。






■大野さんが来ました。


ミーティングの始めにディプコレのスポンサーになって頂いている、総合資格学院の中部本部課長、大野武彦さんのお話を聞きました。


大野さんには審査員の方の宿泊費、交通費等、金銭面で助力してもらいます。
その都度、必要経費の試算を出してほしいとのこと。


上記に加えて、これから企画運営していくに辺り、スタッフの増強は不可欠であることを提言してもらいました。
当日での会場の設営、特に作品を運搬するのに多くのフロアスタッフが必要となるため。
出展者向けのポスターとは別に、スタッフ募集の趣旨に特化したポスターを作ってもいいかもしれない。
スタッフを集める為に懇親会や打ち上げを催すためのお金が必要な時はまた言って欲しいとのことでした。


ここで大野さんは退席。






■武藤先生が来ました。


未来の建築象を捉えられずコンセプトを決め倦ねていた僕達に武藤先生は


「敷地が東海地区限定の卒業設計展」


を提案して下さいました。


「未来の建築」といった抽象性の高いテーマでは議論の輪郭が曖昧なものになるかもしれない。
一方で前回の「建築と社会性」といった限定的なテーマでは出展作品と、それらの評価の方向性が一元的になってしまう。
よって、テーマ性とコンセプトを区別するという点から提案された、武藤さんの提案に僕達は賛成しました。


講評委員の方々には東海地区というコンテクストを通じて、学生の設計を語ってもらうことができる。


展示作品の位置をGoogleマップ上に表示したものを展示しても面白いかも知れない。




元々ディプコレは東海地区の先生方が主催していた卒業設計展でした。
その企画運営を学生達に預けた途端に、審査員には東海地区の外で活躍する有名建築家に依頼するようになり、地域に目を向けなくなった学生達を東海地区の先生方は寂しく思ってるのではないかと大野さんは懸念されていました。
加えて、大野さんはディプコレが東海地区の先生方と支援関係を築くことを、来年、再来年度も開催されるであろうディプコレにとって長期的な視野で見た時にプラスに働くのではないかと仰っていました。


武藤先生に企画運営に加わってくれる学生を紹介してくれないかと頼んだところ、快く承諾してくれました!




■特典としてノベルティを充実させることでスタッフを集めよう。


アーカイブが冊子として残ると同様に、ディプコレのロゴ等が入ったパーカーやシャツが配られ、物として残るならスタッフとして参加したくなるかもしれない。
ユニクロ等に協賛を依頼できないか頼んでみよう。駄目だったら大野さんにお金を出してもらって安く買ってもいいかも知れない。




■おさらい


●コンセプトは「Q:あなたにとって建築とは」に決定。
●出展者に協力してもらう形でアーカイブ作ります。
●敷地を東海地区に限定した卒業設計展というルールにします。
●スタッフ増強が必要です。その為のノベルティを作ります。


講評委員のメンバーに関わることなど、ここには書けないことも多くあります。




■今後やらなければいけない事は以下↓


講評委員の方々の入り時間に関わる当日スケジュールを決定する。
現時点での決定事項を講評委員の方々へ伝達する。 
ノベルティの協賛を依頼する。
ポスター頒布先のリスト化と経費を試算する。




今回欠席が多かったにも関わらず、企画を大きく進めてしまったため、議論が不足してるのも確かです。
なので異論がある方はブログのコメント欄、もしくはメーリスにて遠慮無く言って下さい。

プレポスタースタディ

/ 2011年12月16日金曜日 /
「語りあおう」をシンプルに置いたもの。 こっちの系統だったら白黒でいきたいです




未来の建築カタログの方。実際、カタログを開いて写真撮影してそこのページに書いてあるようなヴィジュアルにしてもいいかもしれません。






スタディで2案作ってみました。
やはり、コンセプトが決まってないと作りにくい…




丸山

12.04ミーティング

/ 2011年12月9日金曜日 /
 今回はコンセプトの強度を考えるミーティング。

前回までに決まっていた「原風景2.0ハイパー」が本当に妥当であるかを熟議する。

「原風景」「2.0ハイパー」

このふたつのワードについてそれぞれ考えることから始めた。

「原風景」とは
その人が幼少期に過ごした場所や、象徴的な記憶となっている場所と定義できる。
また、 「2.0ハイパー」は2.0(思想的流行ワード)をアイロニカルに超える(=ハイパー)ものである。


それでは、原風景1.0とは何だったのだろうか。
 


端的に言うと、原風景1.0とは「原風景が公共性を持っていた時代」と言うことが出来る。各人の原風景が原っぱ、空き地など明確に所有者がイメージされない場所(実際は国や管理者が存在する)の時、原風景は公共的な風景であった。多くの人に共有可能で場所を特定しないノスタルジックなイメージの原風景という言葉と対応するものである。
しかし団地やニュータウンの開発・都市化によって、原風景が郊外のイメージや建築物といった「所有者がイメージされる場所」になった時、公共的な風景であった原風景1.0は更新され、原風景2.0となった。現在の原風景の生成のされ方が、まさに原風景2.0なのである。
例をあげれば、団地のマンション内で遊び育った子供たちにとっては階段やエレベーター、廊下といった団地の中の風景が原風景となっているのだ。


そして、原風景2.0ハイパーとはさらにその先の原風景だ。

原風景の変遷については以上のとおりである。

しかし、われわれ(出展者)は本当に新しい原風景をつくりたいのだろうか?

卒業設計では「私は新しい原風景となるようなものを作りたいんです!」という以外の人もいるだろう。そういった人達の案を原風景というワードで解釈し俎上に上げることで議論が発展するのかが問題である。もちろん、未来を語る上での一つの評価軸(比喩)として原風景を設定するのは理解でき、前回までわれわれはそのつもりだった。

しかし、多様な卒業設計に通底して言える事は「敷地に対して、自分が最善だと思っている案を提案する」ことぐらいではないか。そうやって提案された案を、どうすれば恣意性を超えた客観的な案として評価できるか考えることが、卒業設計の展覧会において重要な命題である。
それは語り合うこと(コミットメントすること)によって成立するのではないだろうか。すべての作品を真摯に語り合う場を提供すること。模型や絵の一瞬のインパクトではなく、きちんと作品を批評する事がわれわれには必要なのだ。


コンセプト(=タイトル)は根底の「未来の建築」を考える上で何をテーゼとするかが焦点であったが、テーゼを建築的なワードで包括しようとした結果、副作用が生じてしまった。議論を聞きに来る人にわれわれが何を伝えたいか考えることが足りていなかったのではないか。

そういった点を踏まえ「語りあう」というシンプルなタイトルが提出された。

一段階前に戻ってしまったようなタイトルであるが、「原風景2.0ハイパー」よりは適しているとミーティングで承認された。ただ、「語り合う」は何について語り合うか明記していないので、自己目的化したコンセプトに見える。もう一考が必要かもしれない。

「~ついて語り合う」ではない、いいタイトルはないだろうか。

12月中に決定出来るよう、活発な議論を続けていきたい。


■今後の予定と諸連絡


12/11の議題:HPへ載せる内容決定・形式の検討等

12/11 プレDMたたき案完成(丸山)

12/15 プレDMデザイン入稿予定
→りっちゃん(予算)と紙質・印刷数を要検討


12/18 できればポスターたたき案(丸山)
→ポスター完成1月予定

12/18 会場構成たたき案(松田)
去年84作品だったので大体の寸法決めてザックリ配置計画を考える。作品がアートラボに入るか入らないか要検討。

12/23 プレDM刷り上がり予定
12月末までに郵送分詰める作業。

<<必ず、年内に送ります!>>


となっています。締め切り等googleカレンダーにて共有できるよう整備しておきます。

コメントなども活用して、ミーティングに出れなかった人は意見等、交換しましょう。

それではまた次回のミーティングで。


writer:丸山恭佑

11.20ミーティング議事録

/ 2011年11月28日月曜日 /
■今回、主要な事案はコンセプトの設定

前回候補として挙がっていた「未来の建築」をブラッシュアップしていく

メンバーが想定する未来について合意形成を図る必要があるかもしれない
やはり「未来の建築」は楽観的すぎるのではないか
それぞれがタイトルに盛り込みたい言葉を、質より量で各自カードに書き出していく(例:未来 可能性etc)

「どうしてその言葉を選んだのか」その動機を他のメンバーに発表
その結果、メンバーから共感を得た言葉として以下が絞り込まれた
原風景/2.0/?/アトム/種(種子)/ハイパー/環境/A future/Q&Architecture/みらいちく
これらを文章として構成し、コンセプトを作る
(←→文章を作らず並列的に羅列する≒タグ・クラウド)

「原風景だね2.0?」
「原風景2.0ハイパー」
「原風景2.0ハイパー種」

などが候補として挙がりました。

■広報ツールとして、ブログとtwitterを活用

議事録を書き残す役割を、メンバーの中で順繰りに回していく

■トリエンナーレのゲストを考える

以上が僕の離脱するまでのミーティングでした


writer:片桐健人

2011.11.12 ミーティング議事録

/ 2011年11月18日金曜日 /
ミーティングの議事録です。


武藤さん「どんな卒業設計展が繰り返されていくと”~”にとってよくなっていくんでしょうね」


このホニャララがまだ私たちは発見できていないのですが、「繰り返されていくと」ってところがすごく響きました。


■テーマの設定
「未来の建築」
-「未来の建築」をつくるっていうのは未来をつくることっていう本があったからです!
↑ちょっと楽観的すぎ?
「未来をつくることは建築をつくることか」
「建築に未来をつくることは可能か」


■建築団体の仲間を集める。ミーティングの情報公開をする。
毎週進んだことをblogで共有する。外部からも参加しやすい場をつくる


■トリエンナーレとわざわざ関係付けなくてもいいのでは?もっと学生らしい突き抜け感。
トリエンナーレはトリエンナーレで一緒にできたらいいな程度で本体のコンセプトをもっと。


■展示空間をインテリア、建築家に指導してもらって協同でつくるのはどうか




■来週のしゅくだい
・引き続きこんな企画あったらいいなというものをアイデア
・広告、ロゴ案つくる(もりた、マルヤマ)



■今月までに決定しなければいけないこと
・広告のテイスト、ロゴ
・ゲスト




writer:丸山 恭佑(名古屋市立大学)

blog始めました。

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ここで毎週のミーティングの内容を写真と文章で公開していこうと思います。
 
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